保線課

鉄道事業本部 鉄道施設部  保線課

2013年入社 理工学部社会交通工学科卒

入社1年目から連続立体交差事業を
担当した経験が今に活きる。

私の経歴

高校生のときからまちづくりに興味があり、都市計画を専門的に学べる社会交通工学科に進学しました。在学中にまちづくりの仕事は、自分が携わった仕事が形として残ること、そしてより多くの人に使っていただける物をつくることができるという点でやりがいを得られると感じました。その延長上に、鉄道会社への就職があり、新京成電鉄を選んだのは、実家が松戸、大学が北習志野にあったので、大学4年間の通学電車として親しみをもって利用していたことが影響しました。

私の経歴

仕事紹介

入社後、研修期間を経て、連続立体交差事業を担当する部署に配属となりました。現在も実施中の当社線の連続立体交差事業は、鎌ヶ谷大仏駅からくぬぎ山駅間の約3kmを高架化する事業で、県と市の共同事業であり、2002年事業認可を受け、道路整備事業の一環で行われており、事業費495億円という大きな事業です。1年目からビッグプロジェクトに携わる事が出来たことは、とても貴重な体験でした。

2017年6月に、現在の保線課へ異動になりました。保線課の主な業務は、保線区が実施する線路に関する定期検査をもとに工事の計画立案をすることであり、工事の規模により保線区または、協力会社へ工事を発注します。小さな工事で1週間から2週間、大きな工事だと3カ月から4カ月のスパンで仕事をしており、多い場合は、同時並行で10件の工事を担当することもあり、スケジュール管理が重要となります。保線の仕事は自分だけではできません。保線区や協力会社、他部署など関わる人が多い分、意思の疎通が重要になると感じており、関係する方に内容を分かりやすく説明する能力も必要だと感じています。

1日のスケジュール

9:00
9:30
10:00
12:00
13:30
16:00
18:00
仕事で感じるやりがい

仕事で感じるやりがい

入社して1年目に携わった連続立体交差事業は、社員全員が関わるようなとても大きな事業でした。今後、私が何十年と仕事をしていく中でも、めったに関わることはないほどの規模でしたので、県や市、協力会社や他部署など関係者が多いなかで様々な調整をする事が大変でしたが、物事が上手く進んだときは達成感を感じました。

また、連立事業の線路切り替え工事は終電後から始発までの数時間の間に行われます。私が現在担当している保線工事も、終車後から始発までの作業がメイン。翌朝の始発列車を時間どおりに走らせるために、工事を計画する段階で先輩が何を準備して何に気をつけているのか、つぶさに見て覚えたことが、今の仕事に活きています。保線の仕事は、線路の点検・保守を行う仕事です。
保守工事が終わった後に、電車の揺れが少なくなるなど、結果を実感できる仕事であることにもやりがいを感じています。

今後の目標

まだまだ自分の知識が追いついていないと感じています。現場の方に教わることも多いので、もっと勉強して、自ら提案ができるようになりたいと考えています。

私のプライベート

夏は野球、冬はスノーボードやバドミントン、年間を通じてボーリングを楽しんでいます。野球は、本社のメンバーでチームをつくり、関東草野球リーグに参加しています。また、社内で駅部門、車両部門などに分かれて8チーム作り、対抗戦を行ったりもしています。さまざまな部署の人と交流できるいい機会になっています。何十年も前から開催されている伝統戦で、2017年には本社チームが準優勝したんですよ。

社内行事の野球大会で準優勝

社内行事の野球大会で準優勝

大学時代の友人とスノボ旅行

大学時代の友人とスノボ旅行

新京成電鉄はコンパクトな企業ですので、部署が違っても社員同士のコミュニケーションが活発です。その関係性が仕事にも良い影響を与えています。就職活動は、内定が出たところでゴールだと考えがちですが、できればその先を見据えてもらいたい。自分がその会社に入社したら、どんな仕事ができて、どういう貢献ができるかまで思い描いた上で、後悔のない就職活動をしてください。

※取材当時

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