鉄道事業本部鉄道営業部 運行管理課長
2002年入社 法学部卒
さまざまな部署で培った
企業全体を見渡す視点
入社から初任配属
大学では今でいうところの会社法を学び、地元の新京成電鉄に入社しました。当時、配属までの4カ月間は、駅員、車掌等の鉄道の業務研修を受け、総務課へ配属されました。
総務課では、株主様への対応、投資家向け適時開示情報の開示、株主総会の運営などの株式業務をはじめ、社内規則の改廃や本社内の環境整備等、社内外多岐にわたる業務を経験しました。
正直なところ、大学での学びが実務に役立つとは思っていませんでしたが、専門用語がわかるため、業務内容の把握がスムーズでした。まさに学んだことが直結する部署でした。
ジョブローテーションの利点
お客さまサービス課の仕事を担当していた頃に、自分が良いと思ったことが採用されず、「なぜ自分の意見が通らないのか」と自分本位に思ったこともありました。
ただ、さまざまな部署で仕事をする中で、会社全体を見渡して「自分の部署だけでなく会社のためにやるべきことは何なのか」といった視点が培われたように思います。
特にバス会社ではお金の流れなど、今まで経験していないことを通じて業務全般を見ることができました。例えば、運転士の人員が限られている中、お客様のことを考えるともう少しバス便を増やしたい。それぞれの部門での課題をどのようにジャッジしていくかという難しい課題にも直面しました。
現在の業務でも、迷ったときは、バス会社などで経験したことを思い返して判断の一助としています。